研修資料パターン化のすすめ
研修資料パターン化とは?
研修資料をまったく1から作るのは大変な作業です。各部門で作成したコンテンツをうまく流用しながら、効率化を目指すことも必要です。そのためには、研修資料のベースとなる部分を統一化させたり、素材の共同利用をするなど、社内を調整していきましょう。
パターン化の方法
社内に事務局を設置しましょう
社内の研修に関する情報や作成データを一ヶ所に集約
「パターン化ガイドライン」を作成し、社内に徹底
作成ソフト、フォントタイプ・サイズ、画像形式・サイズ、イラストのテイスト、 表記事項、資料の形態、用語等々
各部門が研修を企画する際には『研修計画書5W2H』を事務局に提出
計画書を確認し、作成予定の研修資料に利用可能なデータや情報を提供
各部門はガイドにしたがって研修資料作成
当該部門が作成した資料、イラスト、画像等は事務局に提出
提出された資料、データ等は内容確認し分類
新たに資料、データが追加されたときには、その旨を全社に情報発信
パターン化のメリット
資料が蓄積されていくと、ひな型として利用しやすい
研修資料の体裁のことで悩むことなく、資料内容の充実に時間をかけられるます
受講者が理解しやすい
研修資料の体裁や構成が同様のものだと、慣れも出てきて理解が早くなります
パターン化のデメリット
研修資料に飽きてしまう可能性がある
背景や配色に変化をつけ、内容の充実を追求し続けましょう
誰かが作ってくれるという依存心が芽生えやすい
「やらず・ぶったくり」が許されない企業風土を醸成させましょう