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プロが教えられない?

アウトソーシング(外注)の理由

 

自分の子どもを学習塾や予備校に通わせている方は多いのではないでしょうか。小学校低学年ならともかく、高学年になってくると結構問題も難しくなり、親が教えることが困難になってきます。

一度は習ったことかもしれませんが、問題の解き方も忘れてしまっていることも多いでしょう。中学、高校へと進んでいくと、なおさら教えることはできなくなります。そこで、プロフェッショナルにお願いして、子どもを託すことになります。

ところで、従業員教育もアウトソーシング(外注)されている企業は多いのではないでしょうか。専門家が作成したカリキュラムに沿って、プロ講師が直接指導してくれれば、手間もかからず成果も出やすいことでしょう。

”アマチュア従業員 ”はいない

 

さて、専門家の方に依頼している研修の内容はどんなものでしょうか。客観的、公正に従業員の能力を見極める必要性のある研修は、外部にお願いした方がいいでしょう。また、専門性が著しく高いものや情報の入手が困難なものについてもアウトソーシングが適しているかもしれません。しかし、日常的な業務と密接に関連するような内容のものは、ぜひ内製化に切り替えていくべきです。

働いている人はみんな「プロフェッショナル」です。報酬をもらいながら、毎日業務の「ワザ」を磨いているはずです。営業マンなら「いかにお客さまのハートをつかみ、売上に結びつけるか」、生産現場の人なら「どうやって生産性を高め、なおかつ不良率を 0に近づけるか」、マネージャーの立場の人なら、「部下のモチベーションを高めて、チーム力を最大限に引き上げるにはどうすればいいか」と毎日真剣に考えぬいているはずです。

教える本人が一番育つ

 

そんなプロの人たちが、自社の業務にかかわることを、教えられないはずがありません。この章の冒頭でも説明しましたが、人に教えることは、自分で学ぶよりも何倍もの勉強と準備が必要です。体系立てて、わかりやすく伝えようとすれば、それだけ時間と工数がかかります。費やした分だけ、自分の能力向上にきっと役立っているはずです。

プロとしての自覚を持っていただき、ぜひ皆さんの知恵を社内で継承していくよう、取り組んでいきましょう。

まずは ”あなた ”から始めてみませんか?

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