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人材育成継続化のしくみを導入する

続けないと意味がない

人材育成を考える上で一番重要となるのが、「いかに継続化させる」かです。単発的な研修を断続的に繰り返しても、効果はあまり期待できません。継続化そのものに反対する人はいないと思いますが、続けることの難しさをみんな知っているからこそ、組織としてしくみで解くべき課題なのです。

人材育成継続化 三大キーワード

人材育成継続化を実現するためのキーワードが 3つあります。

「人材育成担任制」

「かんたん・リピート」

「学ぶん化」の 3つです。

「人材育成担任制」

上司は部下の一番間近にいて、能力開発や育成のサポートをする立場にあります。しかし、上司・部下の関係でずっと過ごすわけではありません。どちらかが異動になり、違う上司、部下と仕事をするのです。また、人事部門の人が全従業員のことを把握できているわけではありません。入社時からあるレベルに達するまで、従業員の成長を見守る「担任」がいれば、人材育成がより促進されていきます。

「かんたん・リピート」

難しいことは頭の中に入りにくいですし、技術の習得にも時間がかかります。簡単なことなら、理解もしやすく、身体で覚えることも可能です。仕事のベースになることは単純化して簡単にし、何度も繰り返すことが大事です。難しいことは長続きしません。何でもかんたんにすることで継続化が実現します。

「学ぶん化」(まなぶんか=造語)学ぶ企業風土づくり

人は身近な人の影響を受けやすいものです。仕事において上司や先輩から学ぶことも多いですが、マイナス面も真似てしまう傾向もあります。上司が高い志をもって日々の仕事に臨んでいれば、部下も同様の行動をとります。反対に適当な仕事の進め方を目のあたりにしてしまうと、自分も同じように力を抜いてしまいがちです。

特に新卒で入社してくる人は、会社のことも社会のしくみも、まだよくわかっていません。自分が配属になった部署が「モノサシ=基準」になります。職場がその人にとっての「教科書」になるのです。良いも悪いも、先輩たちのやり方を見ながら仕事を覚えようとします。

組織の中において、自分自身が成長しようという高い意識をもった人の比率が高いほど、まわりの従業員も好影響を受けやすくなります。そんな環境を創りあげていこうというのが、「学ぶん化」の活動です。

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