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受講研修をいかす

人材育成と能力開発に研修は欠かせませんが、せっかく学んだことも、それをいかさなければ意味がありません。何らかの成果を導きだすには、実践で使っていくのが一番の方法です。どんなやり方で臨めばいいか、知恵をしぼり、行動に移していきましょう。

アウトプット前提で研修に臨む

研修は椅子に座って講師の話を、ただ聞いていればいいものではありません。研修内容を咀しゃくしながら、自分の仕事にどういかせるかを考えなければなりません。インプットしたものは、すぐにアウトプットしていく、もっと言えば、自分ならどう説明をしていくか具体的なイメージを持って研修に臨めば、吸収力はまったく違ってきます。

メーカーでマーケティングを担当していたときに、全国の技術担当者を集めて、新商品の研修をやったことがあります。それまで全国の営業担当者に対し、本部の講師が直接研修をしていましたが、拠点ごとに技術担当がその役割を担うようにしくみを変えてみたのです。すると、従来までと違い、参加者の取り組む姿勢に大きな変化ありました。研修に集中することはもちろんのこと、それまでにはなかったような細かな部分の質問をしきりにしていました。

自分自身が営業担当者へ研修をしなければならない、という前提があるから吸収力も断然高くなります。研修を受ける際には自分の仕事に置き換えてみて、どんなアウトプットを出していけるかを考えることが重要です。

アウトプットの方法

職場でミニ研修会を開く

研修内容をコンパクトにして、職場の人に研修しましょう(朝礼、会議時等を利用)

お客さま向け研修会を開く

商品サービスの研修なら即実施可能でしょう(営業担当者の日常業務)

仕事で使ってみる

自分の仕事でそのまま使えそうなことは即実践してみましょう

仕事に応用してみる

仕事に直接関連なさそうなことでも、応用できることを試してみましょう

役に立ったこと、気づいたことは講師にフィードバック

研修受講後、実践で使ってみて役に立ったことや気づいたことは、ぜひ講師の方にフィードバックしましょう。自分の研修がどうだったのかは、講師なら誰でも気になるところです。「役に立った」という情報は、彼らのやる気を高めてくれます。

「仕事にいかせない研修はない」そういう姿勢で臨みましょう

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