サイトイメージ画像

『調べ力(しらべりょく)』をまず習得

新規採用者への研修を実施しても、職場へ配属されたときには、忘れてしまっていることもあります。せっかく学んだことを、いかしていくために必要な情報を入手する能力を身につけてもらいましょう。情報にアクセスさえできれば、自分で解決していけることも多いのです。

事前に整備しておくべきこと

必要な情報にアクセスするには、資料やデータがきちんと整備されていなければなりません。紙ベースのものなら、分野毎、年度順、部門別という具合にファイリングして、背表紙に大きく表題をつけておくと見やすくていいでしょう。デジタルデータもデータを収めるフォルダ構成を工夫したり、ファイル名もわかりやすくしておきましょう。

調べる手順 【社内編】

  1. 1. 『社内用語辞典』、『業界用語辞典』、『ビジネス用語辞典』所在確認
  2. 2. 社内資料、社内データの所在確認
  3. 3. 『社内もの知りマップ』を入手
  4. 4. 初耳のことばは、各『辞典』で確認
  5. 5. 不明なことは社内資料、データをまず確認
  6. 6. 自力でわからないことは先輩、上司に質問
  7. 7. 専門性の高いことは ”達人 ”に質問
社内もの知りマップ

※「社内もの知りマップ」とは、社内の特定分野に精通した人の一覧表です。「○○のことなら、○○さんに聞こう」と言われる人たちです。人材育成について説明し、一人でも多くの人に協力してもらえるようにしましょう。彼らには新規採用者の情報を随時、伝えておきましょう。

調べる手順 【社外編】

ネット検索の方法を習得しておきましょう

どんなキーワードを入れれば、求める情報にヒットするか等、実戦的な訓練が有効です

業界関連のサイトを閲覧しておきましょう

自社に関係する業界関連のサイトに、どんな情報があるのか確認します

お客さまを待たせすぎない

お客さまからの問い合わせや相談に応えるために、調べることがあります。もし時間がかかりそうな場合は、その旨を伝え、折り返し連絡するように徹底しておきしましょう。一人で解決できないと感じたときに、”ヘルプカード ”で協力要請させるような工夫も必要です。

ヘルプカード
前へ
次へ

会社と社員のいかし方

人材育成内製化・その前に

わかる化

コミュニケーション活性化

いかす化

業務改善&ムダ削減

人材育成方針

学ぶん化&継続化の知恵

研修計画&事前準備

研修メニュー&ヒント

実践・研修コンテンツ作成