作戦完了・終了宣言
目的不詳業務の洗い出しキャンペーンとも関連するのですが、知らない間に始まって気づかないまま終わっているイベントや業務があったり、開始の合図だけは大声でするけども、終わっているのかどうか、よくわからないことが多くあります。
『○○運動』、まだ続いていると思ったら、やっているのは自分だけだったとか・・・。やるのか、やらないのか、やめていいのかどうなのか、メリハリをつける必要があります。
なぜ、フェードアウトしていくのでしょうか?
社内のキャンペーンや啓蒙活動の類いは問題点や課題があるときに、その解決策として実施されるケースが一般的でしょう。とりあえず何らかの対策を打たなければならない事情からスタートしてしまいます。ところが、成果がなかなか見えにくいと、人はそのことに触れるのが嫌になってしまいます。そうしているうちに、誰にも認識されなくなっていくのです。
認識されていなくても、”やめる指示”がでていない限りは、”継続している”と思ってしまいます。中途半端な状態では、業務の効率が悪くなってしまいますので、「完了」なり「終了」を名言する必要があります。
作戦完了、終了宣言を出すための方法
・始めるときに、期日(終了、完了予定)も一緒に公表する
・中間チェックポイントを公表し、その時点で継続是非を判断する
・期日がきたら、必ず宣言を出す
全従業員への告知の徹底
全従業員への同時発信が原則
イベント、キャンペーンの開始・終了時には、全従業員に対し同時発信する
※連絡遅れ、伝達もれによるムダの発生を抑えるため
