研修実施の案内方法
研修実施案内の重要性
部門や拠点をまたぐような全社レベルの研修を実施する際には、しっかりと案内をしなければなりません。特に人を集めて実施する集合研修などは、スケジュール調整等もからんでくるので、より一層の注意が必要です。主催者側も研修内容の調整や研修資料の作成、会場の手配など業務が膨らんできます。早めに決められることはやっておきましょう。
案内は早めに出しましょう
新年度が始まる前に、次年度の研修計画を立案して年度計画を早めに発信しておけば、各部門でのスケジュール化がスムーズに運びます。この際、日時と対象者も通知しておく方がいいでしょう。
部門によっては業務の繁閑差が大きく、日程調整の申し出があるかもしれません。早い段階なら、調整もしやすいです。また、受講者以外にも、研修計画はオープンにしていきましょう。人材育成への取り組みを知ってもらえますし、研修期間受講者が不在のとき、フォローもしやすくなります。
目的を明確に伝える
研修実施案内を出す際には、「研修を実施します」という案内だけでなく、何のためにやる研修なのか目的を明確にしましょう。目的がはっきりしていれば、事前の心構えもしやすくなります。
最初の一度だけでなく、複数回案内を発信する(履修率公開)
集合研修の際は、指名された人が研修会場に集まり受講するので、未受講というケースはほとんどあり得ないでしょう。しかし、eラーニングや各部門で実施する場合、受講をしない人があらわれがちになってきます。人は面倒なことをすぐに忘れてしまう傾向があります。一度や二度の案内では、なかなか履修率は高まりません。何度も繰り返し発信して履修完了までねばり強く案内を続けることが大事です。やらずに、すっぽかせないことを徹底する必要があるのです。
