やらずプラス
"何もやらずに、プラスの効果を生み出す"
これが業務改善の望ましいカタチではないでしょうか。日常の業務を見直してみれば、”やらなくてもいいこと”、”やり過ぎていること ”も結構あるものです。手間を減らして、より良い結果をもたらす『マイナス志向のプラス思考』で発想してみましょう。
やらなくて済む方法を考えましょう
モノゴトを実施するだけでなく、管理するのにもコストがかかっています。不要なモノやコトは極力なくし、”やらなくて済む ”方法を徹底的に考えましょう。
その業務、必要ですか?
まずは現行業務を見直してみましょう
- ・必要のないことをやっていないか、検証する
- ・今までやっていたことをやめる
- ・今までやっていた回数(数量)を減らす
- ・できるだけやらないで済ます
- ・インプットを減らし、アウトプットを増やす(効率を上げる、生産性を高める)
- ・1回(1度)で済ます
そのサービス、必要ですか?
お客さまに対するサービスも、一考してみましょう
- ・お客さまが負担に感じたり、過剰になっているサービスはありませんか?
- ・取扱説明書を見なくても使える商品やサービスを考えてみましょう
- ・『お客さま相談されないセンター』(当然いい意味での)を目指しましょう
やらずプラス こんな方法・こんな案
やらないおもてなし
旅館やホテルなどでは、忘れものがあってもお客さまに連絡しないものです。連絡を入れることが、マイナスに作用することがあるからです。
先にやらない(順番を変える)
以前勤めていた会社では、社員食堂の精算を事前⇒事後にしていました。最初に精算すると12時過ぎにレジが集中しすぎてしまうからです。
すべてを管理しない(少ない方を管理する)
たとえばタイムカードの管理を遅刻、早退、欠勤、残業など少ない方だけにする。

タイミングをずらす(集中させない)
昼食の時間や受注入力等、集中しがちなことを分散させる。
いい意味の ”手抜き ”をしましょう