「全社方針」徹底法
力を分散させてはいけない

「全社方針」は全員でどこに向かうかを確認するもの
多くの会社では、年度ごとに全社方針を作成し、社内徹底を図ることにより、業績を達成させよ うとしているのではないでしょうか。会社が進むべき方向を従業員が知らなければ、無駄が過剰に 発生し、全社の生産性は向上せず、停滞したままになってしまいます。
全社の動きを俯瞰(ふかん)できる人材を増やしましょう
→ 全体像がわからなければ、全体最適は実現できません
方針は「わかることば」で伝えましょう
全社の年間方針を立案しようとすると、どうしてもカタカナやアルファベットの文字が増えて、わかりづらくなりがちです。意味を知らない単語が出てくると、その時点で関心が薄れてしまう恐れがあります。全従業員が理解しやすいように平易なことばに置き換えたり、注釈を入れて、ことばの意味を解説するようにしましょう。
トップから全従業員ダイレクトに
全社の方針は企業のトップから全従業員にダイレクトにメッセージを伝えるべきです。組織を通じて方針をおろそうとすると、途中でフィルターがかかってしまい、全社で共通認識をもつことができなくなってしまいます。
年に 1度の ”方針書閲覧 ”ではもったいない

全社方針発表といえば、年に 1度のイベントとして実施されることが多いでしょう。新年度を迎えるときに 1度見ただけでは忘れてしまいます。何度も繰り返し方針を確認し、仕事をすすめることで成果が表れてきます。