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『かんたん・リピート』で継続化を実現させましょう

   

人材育成を継続化させるための三大キーワードの一つが「かんたん・リピート」だということは前述したとおりです。難しかったり、長い時間のかかる研修は一度受けると、拒否反応をしめす人が大半です。説明もわかりやすく簡単にして、いつでも復習ができるようにしておけば、学ぶ習慣が身につきやすくなります。

人の習性を理解する

人は学んだことは覚えようと努力はします。しばらくの間は記憶の中にとどまっていますが、やがて消え去ってしまいます。ですから「人は忘れるいきものだ」ということを前提に考えた方がいいでしょう。忘れさせないために、何回も何回も繰り返し基本を学習して、記憶を強化し続けることが肝心なのです。

スポーツ選手に学ぶ

スポーツ選手が練習を始める際に、いきなり実践的なことはやりません。まず、ランニングをしたり柔軟運動をしたりして、身体をほぐしていきます。それから、そのスポーツの基本となる練習に移っていきます。野球ならキャッチボールや素振り、サッカーならドリブルやパス、柔道なら受け身や打ちこみ、テニスや卓球ならラケットを持ってひたすら素振りを繰り返すでしょう。

どんなに凄い選手になっても、基本練習をおろそかにすることはありません。逆に基本的なことをいい加減にこなすようでは、一流のプレイヤーにはなれません。来る日も来る日も繰り返し同じ基本動作を繰り返して、ようやく体が勝手に動いてくれるレベルにまで到達してくれるのです。そのベースがあるからこそ、より高度なプレイや技を実現することが可能になります。

仕事も同じで、基本事項を何度も繰り返すことで下地がしっかりとできていくのです。何度も反復を繰り返すには、”繰り返すことができる工夫 ”が必要になります。それが、「かんたん」ということなのです。

スポーツ繰り返しトレーニング

復習にも適した「かんたん・リピート」

 

会社や組織に属していれば、異動などで仕事内容が変わることがあります。長年やってきたことでも、その知識や技能を使わなくなると忘れてしまいます。そんなとき、やっていた仕事の基本的なことやキーワードを目にすれば、記憶はよみがえりやすいものです。前職種に戻ることがあれば、 「かんたん・リピート」すると思い出しやすいでしょう。

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