サイトイメージ画像

「いかす化」とは?

「いかす化」とは?

「いかす化」とは、すでに組織内にあるモノを活用し、付加価値を生み出していこうとする活動です。現状では全く使われていなかったり、活用が不十分なものの利用を促進していくことで、組織の活性化と業績向上を狙います。企業にとって”最高の資産”である人材についても当然、「いかす化」の対象となります。

「いかす化」にはもう一つの意味があり、英語でいう「COOL」(いかす、かっこいい、すてきな)に近い「いかしている」(なかなかよい、気がきいている)状況を創り出す活動も含まれています。自分たちの仕事をいかに「いかす化」していくか。これも仕事に対するモチベーションを高めるためには欠かせないプロセスです。※「いかす化」は造語です。

                               

活用するための方法

「いかす化」を進めるためには、まずは”何があるのか”をハッキリとさせる必要があります。あるシステムの利用状況を調べていたときに、社内ユーザーにヒアリングをすると、「システムの存在そのものを知らなかった」という声が意外と多くありました。

次に利用促進が進まない理由として、使い始めのときに”初歩的なつまづき”のために利用するきっかけを失ってしまったという声をよく耳にします。

たとえば、新しいプリンターが導入され、コストも安く、スピードも早く、印刷もきれいにもかかわらず、古いプリンターで出力し続ける人がいたりします。単純に新しいプリンターへの接続方法がよくわからないといった理由からです。便利な両面印刷や冊子印刷なども、一度使って良さがわかれば利用も進むのですが、最初の ”低く見えるハードル ”が思いのほか心理的に高く感じるようです。

これらの活用頻度の高い人を「活用名人」としてを選出し、使い方のコツなどを教えてもらえれば、良いきっかけにできるかもしれません。いかに一度使ってもらい、便利だと思ってもらえるかが、活用促進の重要なポイントです。

いかす(COOL)ためには?

こちらの「いかす化」は少し抽象的ですので、何をすれば良いのかわかりにくいでしょう。第1歩として、自分たちの仕事に誇りを持つことから始めましょう。そして、すぐにできることから始めてみます。お金をかけずにできることも、たくさんあります。まずは掃除をして職場をきれいにしてみましょう。見栄えをよくするには、”不要なモノ ”を常に排除する「キープクリーン」の精神が求められます。

前へ
次へ

会社と社員のいかし方

人材育成内製化・その前に

わかる化

コミュニケーション活性化

いかす化

業務改善&ムダ削減

人材育成方針

学ぶん化&継続化の知恵

研修計画&事前準備

研修メニュー&ヒント

実践・研修コンテンツ作成