『悪気排出量削減キャンペーン』
「学ぶん化」(学ぶ企業風土づくり)を推進するには、従業員全員が前向きに発想し、職場を明るくしていくことが大事です。暗い職場や気まずい雰囲気の中では、学ぶ意欲も高まっていきません。
そこで、職場を明るく楽しくするためのアイデアとして、『悪気排出量削減キャンペーン』を実施してみてはいかがでしょうか。
悪気とは?
悪気(あっき)とは、わざわいを引き起こすような気をさし、ここでは、まわりのみんなのテンションを下げさせるような振る舞いやことば、仕草などをいいます。
具体的に言いますと、「ため息」、「舌打ち」、「あくび」、「貧乏ゆすり」などです。どんなものを「悪気」にするのかは、貴社内あるいは貴部門内で決めればいいでしょう。
悪気が決まれば、次に具体的方法を説明いたします。

キャンペーンの案内
キャンペーン案内作成 社内(部門内)向けにカンタンな案内を作りましょう
- ◆キャンペーン名称 みんなが注目してくれそうな名称がいいでしょう
- ◆キャンペーンの目的 ”何のためにやるのか ”ここが一番重要なポイントです
- ◆キャンペーン期間 初回は様子見もありますので、短めで(1カ月程度)
- ◆キャンペーン目標 初回は、悪気排出「0」で取り組んでみてはどうでしょう
キャンペーン内容と進め方
運用方法
- 1. 職場に硬貨を投入できる空き缶を用意します (百均の貯金箱でも可、コストをあまりかけずに)
- 2. 缶にキャンペーンの用紙を貼りましょう 例:『悪気排出削減実施中!』等)
- 3. ルール悪気を出した人は、自己申告で 1回につき 100円を投入します (悪気を見える化)
- 4. キャンペーン終了後、悪気(硬貨)の重さを計ります
- 5. 各部門の悪気排出量を集計し、結果を発表します
- 6. これで、第1回悪気排出量が出そろいました
- 7. 2回目以降は、悪気排出削減目標を設定して、取り組んでください
*試行錯誤しながら、やり易い方法を見つけましょう!