わかりやすいモノサシ
わかりやいモノサシとは?
人が受信する情報の中には、金額や数量や大きさ、広さ、容量、速さなど、様々な単位で表現される数字があります。身近な単位や自分で感覚的にわかっているものは、イメージしやすいものです。しかし、金額や数量が大きすぎたり、なじみの薄い単位だったりすると、想像がつかなくなってしまいます。
わかりやすく伝えていくには、受け手が理解しやすい「モノサシ」を用意しておくとよいでしょう。できるだけ、多くの人が知っているようなものを例にして、比較できるようにしましょう。また、自分たちが日常的に使いそうなものについても感覚を磨きましょう。

わかりやすいモノサシ【例】
重さのモノサシ
- 10sの米袋ex.「米袋(10kg)2袋分の荷重に耐える棚です」
- A4コピー用紙500枚 ex.「コピー用紙 1包み(約2kg)まで配送可能です」


容量のモノサシ
- ドラム缶(200L)ex.「1年間に家庭で消費される燃料はドラム缶○本分です」
- 浴槽ex.「浴槽○○杯分の節水ができます」
- 東京ドームex.「ビールの年間消費量は東京ドーム○○杯分です」



広さのモノサシ
甲子園球場ex.「ここの広さは甲子園球場○個分です」
オフィスの面積、容積を表示する
※事務所を基準にするとイメージしやすいものです
1uをオフィスに線を引く
※ 1m × 1mの広さを感覚でつかみやすくなります
1坪をオフィスに線を引く
※1.818m ×1.818m(3.3u)の広さがわかります
速度のモノサシ
歩く速度(時速4.8km)
※不動産業界では徒歩 1分の距離は 80mで統一されています
※時速4.8kmはかなりの速度です 一度自分の速度を測っておきましょう
単位あたりに置きかえる
- 大きすぎる数字(○兆円)は一人あたり(従業員、国民、県民等々)で換算してみましょう
自由な発想でわかりやすいモノサシを考えてみましょう