『ビジネス用語辞典』
ビジネスで使われることばは多岐にわたり、日常的に使われているものもあれば、専門性の高い用語までたくさん存在しています。目にするビジネス用語をすべて取り入れても、ボリュームばかりが増えて、使いにくくなる可能性があります。
お客さまやビジネスパートナーの方たちと支障なくコミュニケーションがとれることが大事です。そういう観点で用語を選び出して、『ビジネス用語辞典』を作成し、社内に開示していきましょう。新卒採用者にとっては、他の辞典とあわせて欠くことのできない研修ツールになります。
重要度が高い用語を社内募集
従業員全員から、よく使われて重要だと思う用語を教えてもらいましょう。部署によって選択される用語が違うと思いますが、まずは広く集めます。このとき、選んでもらう用語の数をある程度絞った(3語、5語等)方が出してもらいやすいでしょう。出来れば、選択理由をカンタンに書いてもらえれば、辞典に掲載する際の基準にすることもできます。また、ビジネス用語を次のような区分で出してもらう方法もあります。
- 「知らない用語」 現時点で意味がよくわかっていない用語
- 「知らなかった用語」 その人自身が会社に入った時点で知らなかった用語
- 「知らないだろう用語」 従業員の多くが知らないと想定される用語
社内文書、社内資料から抜粋
社内文書や社内資料、会社案内、パンフレット、自社ホームページ等社内にある資料やデータから、よく使われているビジネス用語を抽出しましょう。
各メディアから抽出
新聞、雑誌、書籍、インターネットなどのメディアでよく出てくる用語をチェックし、掲載すべきものをピックアップしましょう。
ビジネス用語例
「ミッション」、「PDCA」、「コミットメント」、「OEM」、「PB品」、「バーター」、「サイト」、「パレートの法則」、「ネゴ」、「ISO」、「3R」、「B TO B」、「B TO C」、「アウトソーシング」、「インセンティブ」、「ロイヤルティ」、「インサイダー」、「イントラネット」、「アライアンス」、「買掛金」、「売掛金」、「手形」、「カスタマイズ」、「ガバレッジ」、「ガバナンス」、「コンプライアンス」、「コールセンター」、「CRM」、「ES」、「CS」、「TPP」、「シナジー効果」、「ステークホルダー」、「プライオリティ」等々

インターネットでビジネス用語を検索する方法を教えましょう