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伝わらなければ始まらない

伝わらなければ始まらない

「コミュニケーション不足」ということばをよく耳にしますが、具体的にはどういうことなのでしょう。ただ単に「情報」を「文字」で伝えるだけでも「コミュニケーション」というのであれば、多くの企業で実現できている可能性は高いでしょう。メールでテキスト(文字)を送信するだけでは、”伝わっている”ことにはなりえません。受け手がしっかりと理解できなければ意味がないのです。発信者と受信者が認識を共有できて、はじめてコミュニケーションが成立したことになるのです。

最重要な社内コミュニケーション

社内コミュニケーションの中で最も重視すべきなのは、1対1で顔をつきあわせて対話することです。これがコミュニケーションの王道ではないでしょうか。特に上司と部下の関係では、これが何よりも重要で、この部分が欠けているために、意思の疎通がうまくいかないのです。

人事考課の結果を、隣にいる部下にメールで送って済ましてしまう上司もいるようです。人材育成の一番のキーマンが上司であることに疑いの余地はありません。その人が部下のことに関心を持てないようでは、OJTなどで能力開発を推進することも期待できません。

今、コミュニケーション不足を感じている人は、おそらくこんなことを望んでいるのではないかと思います。そんな難しい話ではなく、「かまって欲しい」、「愚痴(言っても仕方のないこと)を聞いて欲しい」、「ガス抜きをして欲しい」、「励まして欲しい」、「安心したい」、「状況を知りたい」。まずは、話す機会を作って、相手の話を聞いてあげるだけでも、コミュニケーションの効果は現れてくるでしょう。

メールコミュニケーションの課題

今やメールなしでの仕事は想像ができないくらい、重要なビジネスツールになっています。便利であるがゆえに、使い方をコントロールでぎず、社内に不満が蓄積する結果をまねいてしまいます。

その原因として、「発信が多すぎる」、「情報の強弱がついていない」、「不要な情報まで送られてくる」、「内容がわかりにくい」等、メールの量が多いことに関する不満と内容のわかりにくさに関する不満の二つに大別されます。

たかがメールといっても、開封して内容を理解するために読み込んでいたら、結構時間がかかってしまうものです。できる限り短時間で処理ができるような工夫を発信する側がしていけば、メールが悪者にされることも減っていくでしょう。

それにプラスして、相手に役立つことを常に考えながら、メールを発信するように心がけていけば、より良いコミュニケーションが実現できるでしょう。

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