『社内留学制度』
『社内留学制度』とは?
社内の他の部門を知ることを目的に、『社内留学制度』を取り入れるとどうでしょうか。全社業務を知るためには、実際に部門で実務をさせてもらうのが早道です。受け入れ側は、すぐに業務についてもらえるようマニュアルを整備しておきます。「留学生」は事前に資料をもらい、業務について熟知して臨みます。その際、感想や改善提案などを盛り込んだ決意書を提出しましょう。お互いのためになることが、大切なのです。

『社内留学制度』のメリット
視野の広い人材の育成につながる
他部門の業務の流れや会社の全体像をつかみやすくなり、モノゴトを俯瞰できるようになる
マルチ(多能)従業員育成につながる
一部門の業務だけでなく、他部門の業務にも精通し、マルチな能力を得やすい
有能な人材の発掘につながる
従業員相互が仕事で接する機会が増え、人材を見出す可能性が高まる
能力を見極められる
一緒に仕事をすることで、実力がわかりやすい
適材適所の実現につながる(人材の有効活用)
個人の能力や特性がわかるようになり、それぞれに適した配置をしやすくなる
従業員が互いを知り合う機会になる
社内の知らない人が減っていく
社内コミュニケーションが円滑になる
互いに知り合い、業務のこともわかれば、コミュニケーションも進みやすい
社内業務の重複やボトルネックを解消できる
ムダにダブっていた業務に気づき、障害になっていることも取り除きやすくなる
部門繁忙期のヘルプ
超繁忙期のある部門へ応援を出しやすくなる
社内留学の方法(例)
- 1. 受入れ部門が意思表示する
※期間、業務内容、経験することのメリット等を明示 - 2. 留学希望者が応募する
※希望理由を記入し、応募 - 3. 両者面談の上決定
※当事者同士が面談して、決定