『新卒採用者育成プログラム』

新卒採用者の研修は、計画的に実施することが可能ですし、ある程度の時間を割くこともできます。社会人経験のない新人にとって、研修が一番最初の”仕事”になります。
学生時代と同じように椅子に腰かけて、講師の話すことをただ書き写していくだけでは、プロとしての自覚は芽生えてきません。自ら考え、行動する「自律型人材」に育ってもらうために、研修は実施されるのです。
仕事の楽しさと厳しさの両面を知ってもらい、その上でモチベーションを高めていく必要があります。研修後に続く、配属先でのOJTでさらに能力が磨きあげられるよう、会社として最大限のパワーを研修に投入する必要があります。
新卒採用者育成のポイント
まず、全体像からスタート
経験、知識の乏しい新卒採用者に理解しやすいよう、何ごとも全体像から説明しましょう
自分の仕事の目的、意義を理解
やる気を高め、維持していくには「仕事のやりがい」を知る必要があります
最初に「自分で考える研修」を実施
社会人の仕事は受け身ではなく、自ら考え行動するものだということを意識させましょう
”答え ”を教えない
「考えグセ」をつけるために、”答え ”は教えずに、解き方のヒントを与えるようにしましょう
”耳慣れ ”させましょう
配属後「知らないことば恐怖症」にならないよう、ことばに慣れさせましょう(社内辞典活用)
基本の繰り返しとスピードアップ
お手本をまねたり、基礎的なことを反復練習して、正確に早くこなせるようにしましょう
「レベルの高い」研修を目指す
新卒採用者に「レベル高っ!」と思わせ、向上心をかき立てるような研修を目指しましょう
中だるみに注意
長時間の研修で、”中だるみ ”が出やすいので、時間配分、研修内容に工夫を凝らしましょう
『中途採用者育成プログラム』との違いについて
中途採用者と共通のプログラム
- ・『社内ベーシック』
- ・「就業規則早わかり」
*就業規則をわかりやすく解説 - ・「社内申請手続き早わかり」
*社内で必要な各種手続きのやり方をわかりやすく解説 - ・『社内コミュニケーションポリシー』
- ・『社内言い回し辞典』、『社内用語辞典』、『業界用語辞典』、『ビジネス用語辞典』
- ・『調べ力』の習得
新卒採用者育独自のプログラム
- ・『ロールプレイング』
- ・『機器マニュアル作成研修』