即答しやすい問いかけ方
社内のコミュニケーションで、返事を要求する発信の際には、出来るだけ回答や返信がしやすいように心がけましょう。コミュニケーションの停滞は「じゃまくさい」、「面倒だ」、「時間がない」、「忙しい」、「わかりにくい」といった理由から引き起こされます。
メールタイトルは工夫しましょう
日常の業務に忙殺されていると、なかなか受信メールをじっくり見ることのできない人もいます。発信文は題名を見ただけで、内容がわかるようにしましょう。
- タイトル例
- 【返信期限○月○日】自己申告書提出の件
- 【返信期限○月○日17:00】当月売上集計の件
- 【要返信】○○セミナー参加確認の件
- 【返信不要】保険料特別控除申告提出の件(会社・種類・金額等必要)
- 【再送・期限超過】○○アンケート未提出の件
発信文はできるだけ短文にしましょう
文字が多いと、見るだけで嫌気がさしてくるのが人間です。推敲(すいこう=文章精度を高めるための読み返し)を繰り返して、ムダをそぎ落としましょう。
文章の完成度を確認するために、自分で音読(声に出して読む)してみるのもいいでしょう。整理された文面は音読しても ”ひっかからない ”ものです。
社内のビジネス文書(特に伝達文書)は意味が伝わる範囲で短絡化しましょう。
メールに質問を箇条書きしましょう
メール本文に質問形式で確認事項を記載し、そのまま引用返信してもらいましょう。
> Q4 個人の携帯電話を持っていますか? 持っている 持っていない ←該当項目を残す > Q5 あなたの業務で携帯電話は必要ですか? 必要 あれば便利 無くても大丈夫 不要 ←該当項目を残す > Q6 現在、会社貸与の携帯電話を使っていますか? 自分専用を使用 部門用を使用 使っていない ←該当項目を残す > 07 個人用の携帯電話を業務で使うことは可能ですか?
返信や回答を求める理由をあきらかにしましょう。
発信側が何をしたいのか、その目的が具体的であるほど、協力してもらいやすくなります。