仕事の目的・意義
毎日、何のために仕事をするのか、仕事の目的や意義を考えてみましょう。単に「生活のため」、「仕方がないから」といった消極的な動機や、「考えたこともない」というような無関心では仕事の成果にも限界があります。仕事に意味を見出し、やりがいを感じるようになれば、より良い成果を生み出そうという意欲もでてきて、学ぶ姿勢が表れてきます。
このことを、従業員のみなさんに気づいてもらうことが大切です。しかし、全従業員を集めて一方的に話を伝えても、その気にはなってもらえません。人それぞれ、経験してきたことも価値感も違うので、押しつけられると拒否反応が出やすいでしょう。じっくりと時間をかけて、自分たちの仕事が意義あるものだと思えるように、誘導していきましょう。
自分の仕事の価値がわかるようにする
仕事に価値を感じてもらうには、「誰かの役に立っている」ことを実感してもらうことが一番です。直接、お客さまと接する人たちは、お叱りのことばも、感謝のことばもダイレクトに伝わるのでわかりやすいのですが、それ以外の人にどうやって ”お役立ち度 ”を実感してもらうかが大きな課題です。
特に管理系の部門に所属していると、お客さまより従業員のサポートをするケースが多くなりがちです。サポート先の社内からフィードバックしてもらえる方法を考えるなど、「お役立ち度」を検証するしくみやしかけをつくっていきましょう。
自分の仕事の価値向上策
やりがいのある仕事にみんなでしていきましょう。
仕事に誇りをもちましょう
自分がやっている仕事に誇りと自信をもつことを意識する
リーダーがロマンを語りましょう
組織のリーダーが夢やロマンを語って、希望を与える
仕事を楽しくする工夫をしてみましょう
仕事を少し深く考えたらオモシロイ
→ 普段よりも一段、二段掘り下げて考えてみる
仕事のやり方を変えてみたらオモシロイ
→ 従来とは違う方法で仕事に取り組んでみる
誰かの役に立っていることをイメージしましょう
自分の仕事が誰のために役立っているのか考えてみる できるだけ、具体的にイメージしてみる (誰に、なぜ、どのように役立つのか?)
収入を増やすための方法を考えましょう
収入増には会社が適性な利益を上げる必要あり
※どうやれば、実現できるかを考え、実践していきましょう。哲学的になりがちな難しい課題ですが、重要なことなので真剣な取り組みが必要です